今日はちょっとした、ニュースです。
最近香港政府から、ヨガスタジオ in HKに通達が出たらしいんですよ。 「スタジオでは、きちんとしたヨガのライセンスを持ったインストラクターが 指導するように」と。 というのも、大手のヨガスタジオが立ち並ぶ香港ですが、 それに伴いヨガ人口も爆発的に増え、『腰痛』でお医者さんに行く人が 最近すごく増えたらしいのです。 香港は日本のように、国民皆保険がないので、プライベートの保険を 購入したりしなければならないのですが、多分保険会社から、政府に クレームが行ったと想像され(!)、こうした通達がでたのではないかと わたしは思います。 実はこの話を聞いたとき、「やっぱりな!」と思ったんですよ。 というのも、最近の私の行ってるスタジオの先生の教え方が変わったんです! どう変わったかというと、これまではどっちかというと、 比較的早いフローで、どんどん沢山のアサナをさせて、 どんどんエネルギーを発散させる感じのクラスを組む先生が多かったのですが、 最近、1つのポーズごと、しっかり細かい説明を入れて、 ホールド時間も長い指導法に変わってきたんです。 アイアンガ-の要素が結構入ってきたような感じで、しいて言えば、 アライメント系を重視する、アヌサラヨガやフォレストヨガ的な感じの 教え方を始めたのです。 話はちょっとそれますが、香港ではどちらかというと、リラックス系の ヨガよりも、かなりハードなアサナの練習を好む傾向が強いようで、 常に、「もっと難しいアサナを」練習し、そして 「前回よりも、もっとより激しいアサナを」先生に求めるらしいんです。 (ということで、そういう生徒さんに教える先生のほうも、大変みたいですよ。。) この話を聞いたときも、それってヨガだといえるのか?と異常さを感じたものですが、 この異常さって、香港独特のコンクリートジャングルの場所柄が あるのではないかと、個人的には感じています。 香港は、いたるところコンクリートや建物が敷き詰められ、 見ているほうが息苦しいくらい、土がみえる部分が少ないのですが、 人は「土」から遠ざかると、心が大自然から離れてしまい、 心が不安定になるといいます。 そうした異常な心のアンバランスが、より強いヨガ(ヨガ、なのかは不明だけど) を求め、そうした強い動きで溜まったエネルギーを消化させずに いられない、独特のものが存在しているのでは?と感じます。 その点では、日本でも都市部と地方では、心の不安定さのレベルは 違うような気もします。 地方は、まだそこに残っている自然から、居ながらにしてエネルギーを もらっている、というか。そんな恩恵をそのままうけているのでは? というような話を、実は先日、禅の先生などと話していたところだったのです。 ということで、ちょっと話はそれましたが。 そんな、激しく無理をしがちなヨガの練習で、怪我をしないのは 不思議なくらいで、やっぱり自分の身体をと相談しながら、 練習したいなぁ、と、改めて感じた次第でした。 #
by amy-n95
| 2008-11-01 13:42
| スタジオ
朝ヨガの、特に「ホットヨガ」のときに、ウタナサナやダウンドックから上体を
起こしたりすると、時々立ちくらみに襲われることないですか? わたしは時々、あるんです。立ち上がって真っ黒になって、「まずい。。」と 必死で倒れないように、踏ん張るのですが、ときどき立っていられなくなると しゃがんだりするので、その担当の先生はいつも「大丈夫か!コイツ」 という目で哀れみと、(倒れて怪我されたら困るという)困惑の目を向けてきますが。 以前からも、ときどき立ちくらみがあったんですが、母が「起立性低血圧」 だったこともあり、『立ちくらみしやすい』血が流れている、ということで 自分では理解していたのですが、最近新たに2つの事象が加わりました。 それは、 ① もしかしたら、頚椎が曲がっているのかも。 ② でもアサナのシークエンスによっては、立ちくらみがしないこともあるな。 ということです。 ①については、先日あるマッサージに行ったところ、セラピトのかたに 「頚椎の1番か2番、すごい曲がってますね~」って言われてびっくり。 「そんなに曲がってて、眩暈とかひどくないですか?」ともいわれ 「ヘッドスタンドとかやんないほうがいいかもしれませんね。 頚椎の軟骨が、潰れているのかも知れませんよ。ここには大事な 神経が沢山通ってるから、大切にした方がいいですよ。。。」 などと、脅されました(汗)。 そんなついこのまえ。 大好きな、Tanya先生のホットのクラスに参加したのですが、 同じ『朝1ホット』でも、立ちくらみをするのが格段に少ない、というか殆ど しないことに気づきました。 何でかなぁと考えながらクラスを受けていたのですが(集中しろって!) Tanya先生は、Forrestヨガで教えていた先生でもあるため、ウジャイ呼吸と コアを使った練習が、多いという特徴があります。 とくに、お腹の深部と、骨盤と大腿骨を走っている筋肉。 そしてうち太ももをしっかり聞かせる練習が多く入ってくるクラスなのですが、 これをやっているとどうも、立ちくらみがしにくいことに気づきました。 それに加えて、クラスの組み方にもよるのかもしれませんね。 Tanya先生は、朝の立ちくらみ族を予想して、これまたしにくい流れを 組んでくれている、とも感じられます。 どちらにしても、これからも努めて立ちくらみを予感する練習では、 下半身の筋肉をしっかり使いながら、ウジャイ~で、練習したいです。 #
by amy-n95
| 2008-10-30 20:41
| 日々の練習の中で
先日、『禅(やヨガなど)が医学的にどう、効果があるのか?』に関するトピックでの講演会に行ってきました。講師の先生は、ハーバードでこの道の研究をされている方で、アメリカでは日本以上に、座禅が医療の中に取り入れられていることなどを知りました。
この座禅会では、わたしがいつもMeditationでやっているように『目を閉じて』行うのではなく、目を開いたまま、1Mくらい先の床をみて座禅をするように、と説明をうけ、 また、座っていると色んな思い(心の動き)が出てきて(例えば、今日の夜、何食べようか?など。)ひとは皆、その思いに『連想』をさせながら絶えず、頭をぐるぐると思いがめぐっている状態だということで、それを 「ただやりすごす」 とか 「連想しないで、そのままにする」 ように、言われました。 ところがコレ。 いまだ私は、できません。 絶えず、おもいが別の思いを呼ぶようで、いつも気づくと、何か考えている。。(汗) そして、どうやら足首と膝(そして股関節)が硬いため、座禅をしているといつも、脚が苦しくなって、心を静めるどこから、脚の痛みに心が集中してしまい、 「脚が痛い」とか 「あと、何分くらいなんだろうか」 とか、 挙句の果ては、静かな室内に響き渡る、おなかのきゅるきゅる。。という「はら減ったよ」サインを聞きながら笑みがこみ上げてきたりと、およそ禅が目指すところから、離れていってしまいます。 これがいつもいつもで、瞑想や座禅は、難しいもの、つらいもの、という考えが、心にしっかり根付くいていたようでした。 そのためどうしても、連想せずにいる、『無』の状態に至ったことがありません。 そんな、『無にいたれない自分』に直面するのがいやで、瞑想や座禅としっかり向き合ってこなかった、と言っても過言ではありませんでした。 今回の参加については、講演会の話が聞きたいということと、第二部では、ニ胡を聞きながら座禅をしてみる、という、これまで体験したことのない座禅であったことから、行きたいきもちがこみ上げてきての参加でしたが、たぶんそうじゃなかったら、座禅には及び腰であったと思うんです。 でも。 今回行って話を聞き、ニ胡の音色に心をとめながらただ座ってみて。 そして、曹洞宗のイベントであったこともあり、関係者のお坊さんや講師の先生と色々とおはなしをさせていただいて、気づいたのが、 「座禅をしているときに、「無」にならない自分でも、それで良いのだ」 「ただ静かに座って、心にあるものから、心を解き放つ、離すこと」 が何より大切で、 たとえそれが、Lotusがハーフであろうとも(半蓮華)、普通のあぐらであっても、あるいはいすに座っての座禅や、シャバスナの姿勢での座禅でも『あり』なんだということを知って、とても心がラクになりました。 正式な座禅を組む方からは、邪道 とも言われるやり方だとは思います。 でも、何もせず、心を静める手段を持たない人には、こういう導入法があることは、これも救いの道と、手を合わせずにはいられない、座禅会でした! #
by amy-n95
| 2008-10-15 07:32
| イベント
「梅干」
といって思い出すのが、小学校のときの同じクラスのコのお家で、梅干をつけていて、いつも遊びにいくと、おやつ代わりにその梅干を頬張りながらよく、近くの公園のブランコで、暗くなるまで遊んでいました。 そのお宅では、大きい梅干を使ってて、ジューシーで超酸っぱくて、しょっぱくて、いかにも添加剤なんて入れないで、あら塩だけで漬けたよ~、っていうような梅干だったのですが。 そんな梅干も、自宅で漬けている家も少なくなり(というか、我が家では漬けてないのですが。。(汗))、昔漬けてた祖母や母も他界し、本当に天然のお塩だけで漬けている梅干を、目にすることが少なくなりました。 この梅干。 さすが、昔から日本で食べられてきただけあって、何気にすごいパワーもってる自然食品なんですよね。 大森一慧さんという方が書かれた、私のバイブルにもなっている、 ”からだの自然治癒力を引き出す食事と手当て”の中の「梅干」の項を今日、改めて読んでみたら、こんな記載がありました。 『塩け(陽性)と酸味(陰性)の効いた梅干は、クエン酸・コハク酸、リンゴ酸などの有機酸は、新陳代謝を活発にして、疲労物質の乳酸を年商させ、体内に老廃物を残さない』 それから、 『カルシウムの吸収を良くしたり、血液の酸化を中和して、疲労回復に効果がある』 「やっぱりな。。」と。 というのも、昨日・今日と、梅干に助けられ、梅干のありがたみを感じていたところでした。 一昨日ワインなどなどでハメを外したため(^^;)、二日酔いになってしましました。 今回1番ダメージが酷かったのが、胃腸でした。 「梅干」と「しょうが」、「番茶」で作る、『梅醤番茶』が二日酔いに効くことから、本当は梅醤番茶を作りたかったのですが、番茶を切らしていたため、それならということで、『梅湯』をのむことにしました。 『梅湯』とは文字通り、お湯に梅を入れただけです。 ピンチヒッターではあったこの、『梅湯』。かなり効果を発揮してくれました。 普段はあまり食事には出さない梅干、ですが、今回ほどありがたみを感じたことがありませんでした。感謝です! でも同時に、これからは、何事も”ほどほど”にね、って、梅干さんに教えられた思いです。 #
by amy-n95
| 2008-10-04 14:18
| その他
先週の日曜日、大好きなTanya先生が『コア』についての、3時間ものワークショップを行なうということで、参加してきました。
テーマは、 「コアの練習をより深めるために、解剖学から、チャクラから、そして、呼吸法から アプローチしていく」 という内容のもの。 今回のワークショップで、『コアは深いな~』と思いました。 そして、コアがあって全てのアサナが始まっていくんだと、確信してきました! まず始めに、彼女が説明してくれたのは、第三番目のチャクラ(Manipuraチャクラ)とコアが、いかに影響を与えあっているか、についてでした。 この第三のチャクラは、ちょうど消化器官などがあるところに位置し、自分自身の自尊心や自立、内面のエネルギーに深く関与し、また内臓が多く納められていることもあって、怒り(肝臓)や恐怖(肝臓)などの感情が、コアの練習で沸き起こってきやすいという話がありました。 辛いポーズほど、「顔はほがらかに!笑って」行こうよ、とよくクラスでいわれることがあると思います。あれはまさに、知らぬうちに『怒り』の表現として顔に出やすいから、なのですね。 また、そのあとは、コアワークで注目すべき身体のパーツとして、「横隔膜」と「脊柱起立筋」。 後者ははじめて聞いた筋肉でしたが、ちょうど背骨に沿って走っている筋肉で、背中のなかでも下のほうにある筋肉、だそうです。 深呼吸とともにコアを使って、第三チャクラのところから「火」を起こしていくのが、”コアワーク”だといわれることもあり、コアを行なった後、からだが熱くなりますが、脊柱起立筋を意識的に動かすことが、より深呼吸となる呼吸ができ、辛いポーズや呼吸しにくいポーズほど、呼吸を身体の中へ送り込みやすくなるようです。 そうしたディスカッションというか、お話のあとは、デモが入り、その後みんなが実際に、練習に入っていく、という流れですすんでいきました。 その中で、”ウディアナ・バンダ”と”Inversion(倒立)”の特記すべき!話がありました。 (ウディアナバンダは、お腹のところのロックといわれるもので、バキュームのようにお腹を横隔膜のほうへ、吸い込むようなバンダだなぁ、といつも感じてます。) というのも、 「Inversionをするときには、ウディアナ(特に、ナーリ)をやってInversion(例えば、ハンドスタンド)を行なうこと、具体的には、 ナーリ → ハンドスタンド → ナーリー → ハンドスタンド。。。 と繰り返して練習していくことで、いつか壁なしで、ハンドスタンドが出来るようになりますよ」 と先生は言います。 そして実際、私たちもハンドスタンドの練習のとき、ナーリ(というか、ナーリはうまくできているか怪しいので、「ウディアナの、何となく波打つVersion」をやっていたといったほうが、より正しいのではありますが(汗))を繰り返しやることで、確かにコアが使えているのが意識できて、身体をうまく、逆立ちさせやすいのです。。 これはなぜかというと、ハンドスタンドをするとき、足が軽々あがるときと、上がりにくいときってありますが、それはどうやらコア(特に下腹の筋肉群)が、太もものほうに繋がっている筋肉とうまく繋がっていないことが原因らしいのです。逆にナーリで、コアと太ももの筋肉が繋がっていることが意識できることで、うまく使える、ということのようです。 もう一つ付け加えますと、太ももの筋肉を、うまくセンターに引き寄せながら使っていく、というのがポイントで、これはどのポーズにも当てはまること、と言われ、超納得です。 Core Workで使ったポーズたちは、ウォリアーからクレセントランジ、アームバランス系のシザーズなどですが、これらもいかに太ももを内側のほうへ引き寄せながら(力をかけながら)やるかどうかで、地球との接点がより強化することが感じられました。 アサナの上達という面では勿論ですが、自分自身の自尊心は、自立する強さ、などを養うためにも、コアワークは外せませんね。。。 最後に、Tanya先生が引用していた、John Wellwood氏の言葉で、 今回のWSの報告をしめくくります; “Being a warrior does not mean always feeling strong and all-together, but being willing to go where we feel most shaky and un-together.” #
by amy-n95
| 2008-09-30 19:54
| イベント
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